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【漫画感想】”フルーツバスケット12巻” 絆や呪いというよりは、鎖のような気がします。


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漫画感想 ”フルーツバスケット 12巻”

前回記事

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あらすじ

新学期が始まり、ついに新生徒会メンバーが全員顔を合わせる。由希の周りが忙しくなる中、透は皆に内緒で籍真の許を訪れる。十二支の皆を草摩家の「呪い」から解放したいと願う透は、その手がかりを籍真に訊ねるが_。

 

 

 

 

感想ネタバレアリ 

夾…透みて「か…っ」って…可愛いくらい素直に思えばいいのにねぇ。好きって自覚したんだから。

 

生徒会の新たなメンバーが登場しましたが、どれもこれもダメそうな感じ。特に公は頭は悪そうだし、能力があるとは思えないのですが…?なんで選ばれたの?竹井会長…?直人はまぁ真面目そうですし、わかるけども…。公は本気で分からん。超絶頭がいい設定でもあるのかしらね?

 

十二支の呪いを解きたいと願う透は籍真を訪ねます。猫憑きだった籍真の祖父は草摩のお墓に入れてもらえずに、遠くの土地にお墓があるという。その事に対しての籍真の言葉、「どんな形にせよ、祖父はようやく外へ出ることができた」って…切なすぎるよ。

それを聞いた透の心の痛みは計り知れないと思う。

「”絆”が呪い…?」呪いというよりは、鎖のようなもののような気もしますね。「無関係の者からすれば ただの一言で済む拒絶の言葉も、身を割くような心の痛みを覚えるのでしょう」それってもう奴隷なのでは…?と思います。なので、呪いや絆というよりかは鎖という感じがしました。同じっちゃ同じかもしれませんが。

 

夾の本当の姿を透に見せた日から神楽はあまり登場しなくなり、なんとなくよそよそしい感じはありましたが、それを察しているのか夾の神楽に対しての態度もすごく落ち着き払っています。それが逆に神楽にとっては辛いですね。

「おまえにハッキリ言っておきたいことがある」この言葉で、いやその前からすべてを察していたのでしょう。だから「もう少しだけ、私の事で困ってみせてよ」という我儘。切ないですね。

始まりはどうであれ、途中経過はどうであれ、結局最終的には夾のことが本気で好きで。でも直接「お前を好きになったりはしない、最後まで好きになれない」って神楽に告げた夾は、”透がすきだから”気持ちには答えられないという事だけではなく、神楽が何故自分を好きと言っていたのかも察していたのかもしれませんね。1巻で「好きって言ってくれる子が いたらどうするんだい?」という紫呉の問いに「そんな奴いるもんか」と返していますし。その頃からもう全て分かっていたのかもしれません。

それなのに「理由はどうあれ一緒に遊んでくれたこと俺は…嬉しかった」ありがとうとお礼を言える夾は素敵ですね。私だったら「ずっと人のことバカにして見下して、さぞ楽しかっただろうな」くらい言ってしまうかもしれない。ていうか、ちょっと前の夾なら私と同じこと言ってたよ、絶対!成長した夾が見られるこのエピソード、実はかなりお気に入りだったりします。

 

 

由希くんには言われたからなのか、おじいさんの家に透を迎えに行く夾、可愛くないっすか